【日時】
5/24(金) 21:00〜22:00

【内容】
・解剖学に基づく関節可動域拡大のコツ
・術後疼痛予防の知見

TKA術後は臨床で担当する機会が多い症例

この機会に最新の知見や明日から使える技術を学びませんか?

【担当講師】
[福山駿斗]
・柳瀬整形外科 リハビリテーション科 主任
・森ノ宮医療大学 大学院

【講師コメント】
 TKAは近年ますます普及し、機器や手術技術の発展により患者満足度が飛躍的に向上しています。しかしながら、一部の症例は術後に疼痛や動作制限が残存し、QOLが低下することを経験します。こうした症例に対する術後リハビリテーションは、機能改善の中心を担っており、セラピストの能力が問われる場面です。
 TKAの術後リハビリテーションは軟部組織の修復や術前アライメントを考慮しながら、解剖学に基づいた関節可動域の拡大や術後疼痛の軽減を目指す必要があります。
 本セミナーでは、解剖学に基づく関節可動域拡大のコツと、私が取り組んできた研究から見えてきた術後疼痛の知見をお伝えしたいと思います。

【目次】
・TKAの概要、患者満足度に影響する因子
・TKA術後のリハは何から始めるべきか?
・TKA術後に求められる可動域とは?
・屈曲制限に対するリハビリテーション
・伸展制限に対するリハビリテーション
・術後の残存疼痛がもたらす負の影響
・TKA術後のAnterior knee pain
・Anterior knee painと軟部組織間の滑走性の関連